Suzuki Bandit Solio (2017 year). Manual japanese - part 14

4

運転するときは/エンジン始動・停止

4-8

エンジンスイッチが

または

位置にある状態で、エンジンを始動し
ようとしたときに携帯リモコンが車内
にない場合

81P40020

上図のメーターは代表例です。お車の
タイプにより異なります。

警告が作動したときは、すみやかに携帯
リモコンを車内にもどしてください。

警告の作動中は、エンジンの再始動が
できません。

イモビライザー警告灯の点滅は、通
常、携帯リモコンが車内にもどってき
てから少しすると消灯します。消灯し
ない場合は、一度エンジンスイッチを

(OFF)にもどしてから再操作

してください。

エンジン始動/電源切替え/
携帯リモコン車外持ち出し警
告の作動範囲(車内)

「車内の作動範囲」(1)は、インパネ
の上や荷室などを除く車室内です。

54M0012M

(1) イモビライザー警告灯(点滅)

携帯リモコンは運転者が所持し、管理
してください。

ACC

ON

(1)

LOCK

「車内の作動範囲」に携帯リモコンが

あっても、次のような状況にあるとリ
モコンが検知されず、エンジン始動や
電源切替えができない場合がありま
す。また、携帯リモコン車外持ち出し
警告が作動する場合があります。
・携帯リモコンの電池が消耗している
・携帯リモコンが強い電波やノイズ

の影響を受けている

・携帯リモコンが金属製のものと接

していたり、覆われたりしている

・携帯リモコンが奥まったところや

収納スペースなどにある
→ 5-10ページ

(インパネ収納スペース)

→ 5-13ページ

(ドリンクホルダー)

→ 5-15ページ(そのほかの装備)

・携帯リモコンがメーターの手前や

サンバイザー、床にある

「車内の作動範囲」に携帯リモコンが

なくても、次のような状況にあるとリ
モコンが検知され、エンジン始動や電
源切替えができる場合があります。ま
た、携帯リモコン車外持ち出し警告が
作動しない場合があります。
・車外に携帯リモコンがあっても、

ドアに近いとき

・携帯リモコンがインパネの上や荷

室にある

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/エンジン始動・停止

4-9

4

2-12 ページの「エンジンをかけるとき
は」
もあわせてお読みください。

Aタイプのメーター装備車

パーキングブレーキ(1)がしっか
りかかっていることを確認します。

81M20050

セレクトレバーが

になっている

ことを確認します。

81P20010

右足でブレーキペダル(2)をしっ
かり踏み続けます。

アクセルペダル(3)は踏まない
でください。

81M40590

メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ

(4)を押します。エンジンがかかっ

たら、スターターは自動的に停止し
ます。

エンジンがかからなくても、ス
ターターはしばらくすると自動的
に停止します。自動停止後または
システム異常時は、エンジンス
イッチを押している間だけ、ス
ターターがまわります。

54M3095

エンジンのかけかた

1

(1)

2

P

3

(2)

(3)

4

(4)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/エンジン始動・停止

4-10

■ プッシュ表示灯

が点滅し

てエンジンがかからないときは

携帯リモコンが「車内の作動範囲」(4-
8 ページ参照)で検知されていないこ

が考えられます。運転者は携帯リモコン
を身につけ、メーター内のプッシュ表示

の消灯後、操作をやり直してく

ださい。それでもエンジンがかからない
ときは、携帯リモコンの電池切れのおそ
れがあります。次の手順を行なってくだ
さい。

セレクトレバーが

に入っている

ことを再確認し、ブレーキペダルを
しっかり踏み続けます。

メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ

(1)を押します。

メーター内のプッシュ表示灯
が点滅している約 10 秒以内に、携
帯リモコン(2)の先端(ロックス
イッチ側)をエンジンスイッチに約
2秒間当てます。

プッシュ表示灯

の点滅中に、

イモビライザー警告灯が約 5 秒間
点灯します。

81Ph40070

上図の携帯リモコンは代表例です。お
車のタイプにより異なります。

※前記の手順を行なってもエンジンがか

からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご連絡
ください。

ヘ ッ ド ラ イ ト や エ ア コ ン な ど の ス
イッチを切った方が、エンジンはか
かりやすくなります。

ハンドルロックが解除できなくて、
エンジンの始動ができない場合があ
ります。
→ 4-3ページ(ハンドルロックが解

除できないときは)

1

P

2

3

設定の切替え(カスタマイズ)をす
ると、携帯リモコン検出範囲外警告
ブザー(室内ブザー)を1回鳴らすこ
とができます。設定の切替えについ
ては、スズキ販売店またはスズキ代
理店にご相談ください。

携帯リモコンの電池切れが近いと、
エンジンスイッチを

にしたとき

に、メーター内の携帯リモコン電池
消耗警告灯が約15秒間点灯します。
→ 3-13 ページ(携帯リモコン電池

消耗警告表示)

→ 6-10ページ

(携帯リモコンの電池交換)

(1)

(2)

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/エンジン始動・停止

4-11

4

Bタイプ、Cタイプのメーター
装備車

、 、 は、Aタイプのメーター装備

車と同じ操作です。

メーター内のマルチインフォメー
ションディスプレイに「

スター

トスイッチを押して下さい」が表示
されたらエンジンスイッチ(1)を
押します。エンジンがかかったら、
スターターは自動的に停止します。

エ ン ジ ン が か か ら な く て も、ス

ターターはしばらくすると自動的
に停止します。自動停止後または
システム異常時は、エンジンス
イッチを押している間だけ、ス
ターターがまわります。

82K254

(マスターウォーニング)

が点滅 してエンジンがかから
ないときは

携帯リモコンが「車内の作動範囲

(4-8

ページ参照)で検知されていないことが
考えられます。運転者は携帯リモコンを
身につけ、操作をやり直してください。
それでもエンジンがかからないときは、
携帯リモコンの電池切れのおそれがあり
ます。次の手順を行なってください。

セレクトレバーが

に入っている

ことを再確認し、ブレーキペダルを
しっかり踏み続けます。

メーター内のマルチインフォメー
ションディスプレイに「

スター

トスイッチを押して下さい」が表示
されたらエンジンスイッチ(1)を
押します。

メーター内の

(マスターウォー

ニング)が点滅している約 10 秒以
内 に、携 帯 リ モ コ ン(2)の 先 端
(ロックスイッチ側)をエンジンス
イッチに約2秒間当てます。

(マスターウォーニング)の

点滅中に、イモビライザー警告灯
が約5秒間点灯します。

81Ph40070

上図の携帯リモコンは代表例です。お
車のタイプにより異なります。

1

2

3

4

(1)

1

P

2

3

(1)

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/エンジン始動・停止

4-12

※前記の手順を行なってもエンジンがか

からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。スズ
キ販売店またはスズキ代理店にご連絡
ください。

エンジンを止めるときは

設定の切替え(カスタマイズ)をす
ると、携帯リモコン検出範囲外警告
ブザー(室内ブザー)を1回鳴らすこ
とができます。設定の切替えについ
ては、スズキ販売店またはスズキ代
理店にご相談ください。

携帯リモコンの電池切れが近いと、
エンジンスイッチを

にしたとき

に、メ ー タ ー 内 の マ ル チ イ ン フ ォ
メーションディスプレイにメッセー
ジが表示されます。
→ 3-13 ページ(携帯リモコン電池

消耗警告表示)

→ 6-10ページ

(携帯リモコンの電池交換)

ON

緊急時以外は、走行中にエンジンを止
めないでください。

ブレーキ倍力装置が働かないため、
ブレーキペダルを踏むときに強い力
が必要になります。

パワーステアリング装置が働かない
ため、ハンドルが重くなります。

次の機能が作動しません。
・ABS
・ESP

®

・誤発進抑制機能(タイプ別装備)
・デュアルカメラブレーキサポート

(DCBS)(タイプ別装備)

・エマージェンシーストップシグナ

ル(ESS)(タイプ別装備)

走行中にエンジンを止めると、オート
マチックトランスミッションが損傷す
るおそれがあります。

車両の状態

エンジン停止方法

停車中

エンジンスイッチを
押す

走行中

(緊急時)

エンジンスイッチを
3 連打以上、または 2
秒以上長押しする

エンジンの止めかた

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/エンジン始動・停止

4-13

4

停車中にエンジンを停止できないとき
は、エンジンスイッチを3連打以上、ま
たは 2 秒以上長押ししてください。こ
の場合、システムの異常が考えられま
すので、スズキサービス工場で点検を
受けてください。

エンジンスイッチをもどすと
きは

セレクトレバーを

に入れ、セレ

クトレバーのボタンから手を離しま
す。
→ 4-16ページ

(セレクトレバーの操作)

エンジンスイッチを押して

(OFF)にもどします。

エンジンスイッチを

(OFF)

にもどしていずれかのドアを開閉する
と、ハンドルロックがかかります。

誤操作防止のため、次のようなときは
エンジンスイッチを

(OFF)

にもどせません。
・セレクトレバーの位置が

以外

・セレクトレバーの位置が

に入っ

ていても、セレクトレバーのボタン
を押しているとき

→ 4-24ページ(駐車)

セレクトレバーの故障などで、エンジ
ンスイッチを

(OFF)にもどせ

ないことがあります。スズキサービス
工場で点検を受けてください。なお、
点検前には次の作業をしてください。
・盗難を防ぐため、キー操作にてドア

を施錠してください。(リクエスト
スイッチやキーレスエントリーでは
施錠できません)

・鉛バッテリーあがりを防ぐため、

バッテリーのマイナス端子を外して
ください。(10 mm スパナなどの
市販工具が必要です)

メーターのタイプによっては、エンジ
ンスイッチをもどすときに、マルチイ
ンフォメーションディスプレイにメッ
セージが表示される場合があります。
 3-118 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイのメッ
セージ)

1

P

2

LOCK

LOCK

LOCK

P

P

LOCK

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/パーキングブレーキ

4-14

■ エンジンスイッチもどし忘れ

警告ブザー

エンジンスイッチのもどし忘れを防止す
るためのブザーです。

エンジンスイッチを

にしたま

ま運転席ドアを開けると、室内ブザー
が ピー、ピー、 と断続的に鳴ります。

セレクトレバーを

に入れ、セレク

トレバーのボタンから手を離します。
エンジンスイッチを2回押して

(OFF)にもどすと、室内ブザーが止ま

ります。

(OFF)にもどさないと、リクエ

ストスイッチや携帯リモコンでドアが施
錠できません。

■ ハンドルロック未作動警告ブ

ザー

故障などで、エンジンスイッチを

(OFF)にもどして、いずれかのドアを開

閉してもハンドルがロックされない場
合、運転席ドアを開けると、室内ブザー
が ピッ、ピッ、 と断続的に鳴ります。ス
ズキサービス工場で点検を受けてくださ
い。

パーキングブレーキは後輪にかかりま
す。駐車するときはパーキングブレーキ
をしっかりとかけてください。

81P40030

ACC

P

LOCK

LOCK

LOCK

パーキングブレーキを解除したとき
は、メーター内のブレーキ警告灯が消
灯しているか確認してください。万一、
パーキングブレーキをかけたまま走行
した場合、ブレーキ装置が過熱してブ
レーキが効かなくなるおそれがありま
す。
→ 3-79ページ(ブレーキ警告灯)

パーキングブレーキをかけると、ヒル
ホールドコントロールが作動しませ
ん。
→ 4-35ページ

(ヒルホールドコントロール)

パーキングブレーキ

パーキングブレーキの操作

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/パーキングブレーキ

4-15

4

駐車するときは

右足でブレーキペダルを踏みながら、左
足でパーキングブレーキペダルをいっぱ
いまで踏み込みます。

パーキングブレーキをかけるときは、
確実にブレーキが効くまで一気に踏み
込んでください。

一気に踏み込まないで途中でペダルか
ら足を離してしまったときは、一度解
除してから、同じ手順で再度踏み込ん
でください。

■ パーキングブレーキをさらに

強く効かせたいときは

右足でブレーキペダルを強く踏んだ
ままにします。

左足でパーキングブレーキペダルを
踏んで解除してから、再度踏み込み
ます。

解除するときは

右足でブレーキペダルを踏みながら、
左足でパーキングブレーキペダルをカ
チッと音がするまで踏み、ゆっくりと
離します。

坂道発進するときは、左足でパーキン
グブレーキペダルをカチッと音がする
まで踏んでおき、右足でアクセルペダ
ルを慎重に踏み、車が動き出す感触を
確認しながらパーキングブレーキペダ
ルをゆっくりともどしてください。

■ パーキングブレーキ解除忘れ

警告ブザー

パーキングブレーキを解除し忘れたまま
走行すると、室内ブザーが ピピピッ、
ピピピッ と鳴り続けます。

警告ブザーの作動中は、メーター内の
マルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示されます。

走行中は、パーキングブレーキペダ
ルを踏まないでください。急ブレー
キをかけた状態になり、事故を起こ
すおそれがあります。

走行中は、パーキングブレーキペダ
ルに足を乗せないでください。カー
ブを曲がるときなどに足に力がかか
り、踏み込んでしまうおそれがあり
ます。

パーキングブレーキの効きを強くし
ようとして、2度踏みをしないでくだ
さい。2度踏みをすると、ペダルがも
どってパーキングブレーキが解除さ
れます。

パーキングブレーキを解除するとき
は、右足でブレーキペダルを踏んで
ください。

警告ブザーが鳴ったときは、ただちに
安全な場所に停車し、パーキングブ
レーキを解除してください。走行中の
解除は、操作に気を取られて思わぬ事
故を起こすおそれがあります。

1

2

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/オートマチック車

4-16

4

※本書で「オートマチック車」と記載されている場合、「CVT車」を示しています。

セレクトレバーの各位置のはたらき

81P40040

(1) ボタン

パーキング

駐車するとき、エンジンを始動・停止するときの位置

駆動輪(前輪)が固定されます。

リバース

車を後退させるときの位置

室内で警告ブザーが鳴り、運転者にセレクトレバーが

に入っていることを知らせます。

ニュートラル

エンジンの動力が伝わらない状態の位置

エンジンを始動できますが、安全のため

の位置で始動

してください。

ドライブ

通常走行の位置

車の速度とアクセルペダルの踏み込み量により、自動的に
変速され走行できます。

ロー

強力なエンジンブレーキを効かせるときなどの位置

急な下り坂を走行するときなどに使用します。

オートマチック車

セレクトレバーの操作

(1)

P

R

R

N

P

D

L

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/オートマチック車

4-17

4

セレクトレバーの動かしかた

81P40050

■ シフトロックシステム

発進するときなどに、セレクトレバーの
誤操作を防ぐシステムです。

エンジンスイッチが

でブレーキ

ペダルを踏んでいるときだけ、セレク
トレバーを

からほかの位置に動か

せます。

エンジンスイッチが

または

(OFF)のときは、ブレーキペ

ダルを踏んでいても、セレクトレバー

からほかの位置に動かせませ

ん。

セレクトレバーのボタンを押してか
ら、ブレーキペダルを踏まないでくだ
さい。シフトロックが解除されないこ
とがあります。

万一、エンジンスイッチを

にし

て、ブレーキペダルを踏んでもセレク
トレバーを

からほかの位置へ動か

せない場合、次のページの手順でシフ
トロックを解除してください。
この場合は、シフトロックシステムな
どの故障が考えられます。ただちにス
ズキサービス工場で点検を受けてくだ
さい。

ブレーキペダルを踏み、ボ
タンを押したままセレクト
レバーを動かします。

ボタンを押さずにセレクト
レバーを動かします。

ボタンを押したままセレク
トレバーを動かします。

完全に停車させてから、セレクトレ
バーを

に入れてください。車が動

いていると、トランスミッションが故
障する原因となります。なお、トラン
スミッション保護のため、前進車速が
約 10 km/h 以上のときは変速されま
せん。(ニュートラルのまま)

の操作は、セレクトレバーのボ

タンを押さない習慣をつけてくださ
い。常にボタンを押して操作している
と、間違って

へ入れてしま

うおそれがあります。

R

P R L

セレクトレバー可動部に飲み物などを
こぼしたり、内部に異物が入ったりし
た場合、そのまま使用を続けるとシフ
トロックシステムが正常に機能しなく
なるおそれがありますので、すみやか
にスズキサービス工場で点検を受けて
ください。

発進するときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んだままセレクトレバーを
操作してください。

ON

P

ACC

LOCK

P

ON

P

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/オートマチック車

4-18

■ シフトロックの解除のしかた

シフトロックシステムの故障や鉛バッテ
リーあがりなどで、セレクトレバーを
からほかの位置へ動かせないときは、次
の手順でシフトロックを解除します。

安全のため、パーキングブレーキを
しっかりとかけ、ブレーキペダルを
踏んだ状態にします。

セレクトレバーパネルにあるシフト
ロック解除ボタンを押しながら、セ
レクトレバーを操作します。

81P40060

S(スポーツ)モードスイッチ

スイッチを押すごとに、ON と OFF が
切り替わります。

ONのとき、メーター内のS(スポーツ)
モード表示が表示されます。

S(スポーツ)モードスイッチは、エ
ンジン始動時にはOFF状態にもどりま
す。

81P40070

■ スイッチがONのとき

坂道や山間路の走行に適しています。

下り坂では、エンジンブレーキがかか
ります。

上り坂や山間路ではエンジン回転数を
高く保ち、エンジン回転の変化が少な
い力強くなめらかな走行ができます。

■ スイッチがOFFのとき

通常走行に適しています。

燃費性能と静粛性の高い走行ができま
す。

■ S(スポーツ)モード表示

70K128

メーター内にあります。

S(スポーツ)モードスイッチがONの
ときに表示されます。
→ 3-96ページ(マルチインフォメー

ションディスプレイ(Aタイプ))

→ 3-105 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイ(B タイ
プ、Cタイプ))

P

1

2

SHIFT

LOCK

(1) S(スポーツ)モードスイッチ

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/オートマチック車

4-19

4

オートマチック車は、クラッチ操作とギ
ヤチェンジから解放されて運転操作が楽
になりますが、オートマチック車特有の
現象や操作上の注意があります。

クリープ現象に注意して

エンジンをかけて停車しているとき、セ
レクトレバーが

以外に入ってい

ると、アクセルペダルを踏まなくても車
がゆっくり動きます。これをクリープ現
象といいます。

キックダウン

走行中(低車速時を除く)にアクセルペ
ダルをいっぱいに踏み込むと、自動的に
シフトダウンしてエンジン回転が上昇し
て、力強い加速ができます。これをキッ
クダウンといいます。

追い越しなどをしたいときは、アクセ
ルペダルをいっぱいに踏み込みます。
キックダウンして力強い加速が得られ
ます。

登降坂変速制御

セレクトレバーが

の位置で作動する

制御です。

登坂中と判断するとシフトダウンして
エンジン回転数を高く保ち、

少ないアク

セル操作でなめらかな走行ができます。

降坂中と判断するとシフトダウンし、
エンジンブレーキがかかります。

トランスミッション警告灯

80J219

メーター内にあります。

CVT のシステムに異常があると、エン
ジンスイッチが

のときに点灯し

ます。
→ 1-10ページ(警告灯)

セレクトレバーを

以外に入れ

て い る と き は、ブ レ ー キ ペ ダ ル を
しっかり踏んでください。

エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ現象が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。

CVT車もクリープ現象があります。

オートマチック車の特性

P N

P N

通常の加速をするときは、アクセルペ
ダルをゆっくり踏み込んでください。
いっぱいに踏み込むと、キックダウン
して思わぬ急加速のおそれがあります。

D

オートマチック車を運転するとき

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/オートマチック車

4-20

(リバース)ポジション

警告ブザー

セレクトレバーを

に入れると室内で

警告ブザーが鳴り、セレクトレバーが

に入っていることを運転者に知らせ

ます。

ペダルの踏み間違いに注意

ペダルの踏み間違いを防ぐため、エンジ
ンをかける前にアクセルペダルとブレー
キペダルを実際に足で踏んで、位置を確
認してください。

ブレーキペダルは右足で踏む

81M20060

左足では適切なブレーキ操作ができませ
ん。ブレーキペダルは右足で踏む習慣を
つけてください。

セレクトレバーを操作すると
きは

前進と後退を繰り返すときなどは、セ
レクトレバーを

に入れたことを忘

れることがあります。車を後退させた
あとは、すぐに

から

に入れる

習慣をつけてください。

切り返しなどで前進と後退を繰り返す
ときは、完全に停車してからセレクト
レバーを操作してください。

(リバース)ポジション警告ブザー

は、車外の人に車の後退を知らせるた
めのものではありません。

アクセルペダルとブレーキペダルを踏
み間違えると、思わぬ事故につながる
おそれがあります。

R

R

R

R

(1) パーキングブレーキペダル
(2) ブレーキペダル
(3) アクセルペダル

アクセルペダルを踏んだままセレクト
レバーを操作しないでください。急発
進して事故を起こすおそれがあります。

(1)

(2)

(3)

R

R

N

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/オートマチック車

4-21

4

セレクトレバーの位置は目で
確認

始動時や降車時は

、前進時は

後退時は

にあることを目で確認して

ください。

車から離れるときは

81P20010

4-16 ページの「セレクトレバーの操作」
もあわせてお読みいただき、正しい取扱
いをしてください。

運転席にすわって

ペダルが確実に踏めて、ハンドル操
作が楽に行なえる位置にシートやハ
ンドルを調節します。
→ 3-35ページ(前席シート)
→ 3-35ページ

(チルトステアリング)

アクセルペダル(3)とブレーキペ
ダル(2)の位置を右足で確認しま
す。

パーキングブレーキペダル(1)の
位置を左足で確認します。

81M20060

エンジンをかけたまま車から離れない
でください。万一、セレクトレバーが

以外に入っていると、車がひとり

でに動き出すおそれがあります。また、
車に乗り込むときに誤ってセレクトレ
バーを動かしたりアクセルペダルを踏
み込んだりして、思わぬ急発進のおそ
れがあります。

P

D

R

P

オートマチック車の運転のしかた

1

2

3

(1)

(2)

(3)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/オートマチック車

4-22

エンジンの始動

エンジンのかけかたの詳細は、4-9 ペー
ジの「エンジンのかけかた」をお読み

ださい。

パーキングブレーキをしっかりとか
けます。

セレクトレバーが

にあるか確認

します。

81P20010

ブレーキペダルを右足で踏みます。

エンジンを始動します。

発進

■ 通常の発進

ブレーキペダルを右足でしっかり踏
み込みます。

前進時は

、後退時は

にセレ

クトレバーを入れ、レバーの位置を
目で確かめます。

パーキングブレーキを解除し、メー
ター内のブレーキ警告灯の消灯を確
認します。

ブレーキペダルからゆっくりと足を
離し、アクセルペダルをゆっくり慎
重に踏んで発進します。

■ 急な上り坂での発進

は「通常の発進」と同じ操作です。

左足でパーキングブレーキペダルを
カチッと音がするまで踏みます。

ブレーキペダルからゆっくりと右足
を離し、アクセルペダルを慎重に踏
みます。

車が動き出す感触を確認しながら、
パーキングブレーキペダルをもどし
て発進します。

82K202

セレクトレバーが

の位置でもエン

ジンがかかりますが、安全のため
でエンジンをかけてください。

1

2

P

N

P

3

4

1

ヒルホールドコントロール装備車の場
合、急な上り坂での発進時に車が後退
することを一定時間防ぐ機能がありま
す。
→ 4-35ページ

(ヒルホールドコントロール)

2

D

R

3

4

1

2

3

4

5

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/オートマチック車

4-23

4

走行

■ 通常走行

セレクトレバーを

に入れて発進する

と、走行速度とアクセルペダルの踏み込
み量により、自動的に変速され走行でき
ます。

■ 急加速走行

追い越しなどをしたいときは、アクセル
ペダルをいっぱいに踏み込みます。
キックダウンして力強い加速が得られま
す。

■ 上り坂走行

上り坂を

で走行しているときに、ス

ピードを保つためにアクセルペダルを踏
み込んでいくと、キックダウンしてエン
ジンの回転が急に上がることがあります。

坂の勾配に応じて、あらかじめ S(ス
ポーツ)モードスイッチを ON にして
おくと、エンジン回転の変化が少ない
力強くなめらかな走行ができます。

■ 下り坂走行

下り坂を

のままで走行すると、エン

ジンブレーキの効きが弱くてスピードが
出すぎてしまうことがあります。

坂の勾配に応じて、あらかじめ S(ス
ポーツ)モードスイッチを ON にして
エンジンブレーキを併用します。

急な下り坂で、強力なエンジンブレー
キが必要なときには

に入れます。

一時停止

セレクトレバーは走行位置のままで
停車し、ブレーキペダルをしっかり
踏み込みます。

急な坂道で一時停止するときは、
必要に応じてパーキングブレーキ
をかけます。

停車時間が長くなりそうなとき
は、セレクトレバーを

に入れ

ます。

再発進するときに間違えないよう、
セレクトレバーの位置とパーキング
ブレーキの解除を目で確かめます。

緊急時以外は、走行中にセレクトレ
バーを

にしないでください。エン

ジンブレーキがまったく効かないた
め、思わぬ事故の原因となります。

D

N

D

D

L

急な下り坂や長い下り坂では、エンジ
ンブレーキを併用してください。下り
坂でブレーキペダルを踏み続けると、
ブレーキ装置が過熱してブレーキが効
かなくなるおそれがあります。

一時停止しているときに、空ぶかしを
しないでください。万一、セレクトレ
バーが

以外に入っていると、

急発進して思わぬ事故につながるおそ
れがあります。

上り坂などで、アクセル操作でバラン
スをとるなどして車を停止させようと
しないでください。トランスミッショ
ンフルードが過熱し、故障の原因とな
ります。

1

N

2

P N

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