Suzuki Bandit Solio (2017 year). Manual japanese - part 7

運転する前に/各部の調節

3-32

3

格納

狭い場所で駐車するときなどに、ドアミ
ラーを車の後ろ方向に格納できます。

手動で格納するときは、エンジンス
イッチを

(OFF)にしてから

行なってください。

電動で格納するときは、次の「ドアミ
ラー格納スイッチ」をお読みください。

81P30280

上図のドアミラーは代表例です。お車
のタイプにより異なります。

■ ドアミラー格納スイッチ

エンジンスイッチが

または

のときに使用できます。

格納スイッチを押すごとに、格納と通
常の位置に切り替わります。

81P30290

格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、エ
ンジンスイッチを

または

にしたときに、ドアミラーがさらに車
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、一
度格納操作をしてください。

ドアミラーを倒したまま走行しない
でください。後方の確認ができず、
事故を起こすおそれがあります。

ドアミラーは車体より張り出してい
ます。ドアミラーを車外の人やもの
に当てないように気をつけてくださ
い。

エンジンスイッチが

または

の位置にあるときは、手でドア

ミラーを動かさないでください。故障
の原因となります。

LOCK

格納

通常

ACC

ON

ドアミラーを動かすときは、次のこ
とに注意してください。けがをした
り、ミラーが破損したりする原因と
なります。
・ドアミラーの周囲に人やものがな

いか確認する

・動いているドアミラーに触れない

ACC

ON

通常

格納

格納スイッチの状態

ACC

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/各部の調節

3-33

3

リモート格納ミラー

ドアミラー格納スイッチが通常の位置に
あるときは、ドアの施錠やエンジンス
イッチの操作と連動して、ドアミラーが
自動的に格納と通常の位置に切り替わり
ます。

リクエストスイッチまたはキーレスエ
ントリーでドアを施錠すると、自動的
にドアミラーが格納されます。
→ 3-9ページ

(キーレスエントリー)

→ 3-11ページ(携帯リモコン)

通常の位置にもどすときは、エンジン
スイッチを

または

にしま

す。

工場出荷時は、作動する設定になって
います。次の「リモート格納ミラーの
停止・作動の切替えのしかた」を
参照
し、任意で停止に切り替えてください。

格納スイッチでドアミラーを格納し
たときは、手でドアミラーを通常の
位置にもどさないでください。ドア
ミラーの固定が不完全になるため、
走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
その場合は、スイッチを通常の位置
にして、確実にドアミラーを固定し
てください。

ドアミラーが凍結しているときは、手
で動かすことが可能かを確認してか
ら、格納スイッチの操作を行なってく
ださい。凍結したまま操作を繰り返す
と、故障の原因となります。
→ 6-14ページ(ドアミラーの凍結)

ドアミラーを手で動かすと、エンジン
スイッチを

または

にした

ときに、ドアミラーが動き出すことが
あります。

ACC

ON

タイプ別装備

ドアミラーが凍結するような寒冷時
は、リモート格納ミラーの機能を停止
してください。凍結したまま動作を繰
り返すと、故障の原因となります。
→ 6-14ページ(ドアミラーの凍結)

ドアをキーまたはロックレバーで施
錠すると、ドアミラーが自動的に格
納されません。

ドアミラー格納スイッチが格納の位
置にあるときは、エンジンスイッチ

または

にしたとき

に、ドアミラーが自動的に通常の位
置にもどりません。

タイマーロック機能が作動すると、ド
アミラーが自動的に格納されます。
→ 3-10ページ

(タイマーロック機能)

ACC

ON

ACC

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/各部の調節

3-34

3

■ リモート格納ミラーの停止・

作動の切替えのしかた

エンジンスイッチが

(OFF)の

位置にある状態で、次の手順で切り替え
てください。

運転席にすわり、すべてのドアが閉
まっているか確認します。

いずれかのドアが開いていると、
半ドア警告灯が点灯します。
→ 3-86ページ(半ドア警告灯)

運転席ドアのロックレバー(1)を
解錠側(車の後ろ方向)にします。

81P30220

※次の

から

までの一連の手順は、

15秒以内に完了してください。

ロックレバー(1)を施錠側(車の
前方向)にし、解錠側(車の後ろ方
向)にもどします。この操作を 4 往
復行ないます。

81P30300

携帯リモコンの操作部を 3 回押しま
す。

操作部はどれを押しても構いませ
ん。

設定切替え中は、操作部を押して
もドアの施解錠や、パワースライ
ドドアの自動開閉は行なわれませ
ん。

54M3120

上図の携帯リモコンは代表例です。お
車のタイプにより異なります。

前記の手順を行なうと、リモート格納ミ
ラーの設定が次表の順で切り替わりま
す。また、設定確認ブザーの回数によっ
て設定状態が確認できます。

から

までの操作が正しく行なわ

れなかったり、15秒以内にできなかっ
たりしたときは、設定が切り替わらず、
設定確認ブザーが鳴りません。はじめ
からやり直してください。

LOCK

1

2

解錠

(1)

3

4

3

解錠

(1)

4往復

施錠

(2) 操作部(ロックスイッチ)
(3) 操作部(アンロックスイッチ)
(4) 操作部(パワースライドドアボタン)

リモート格納

ミラーの設定状態

設定確認ブザー

停止

1回

作動

2回

4

(2)

(4)

(3)

3

4

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-35

3

ドアミラーヒータースイッチ

ドアミラーヒーターは、リヤデフォッ
ガーと連動します。
→ 3-134ページ

(リヤデフォッガースイッチ)

ハンドルの位置調節

 2-10 ページ(ハンドル、シート、

ミラーの調節は走行前に)

ハンドルの固定を解除します。

片手でハンドルをささえながら、ハ
ンドル下のレバーを押し下げます。

ハンドルを上下に動かし、適切な位
置に調節します。

調節後は、ハンドルを固定します。

その位置でハンドルを押さえたま
ま、レバーをもとの位置まで確実に
もどします。

81P30310

→ 5-16ページ(アームレスト)

タイプ別装備

チルトステアリング

1

2

3

(1) レバー
(2) 固定位置
(3) 調節位置

調節後はハンドルを上下にゆすって、
確実に固定されているか確認してくだ
さい。固定が不十分な場合、走行中に
ハンドル位置が変化し、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。

シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。
→ 2-10ページ(ハンドル、シート、

ミラーの調節は走行前に)

シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。

(2)

(3)

(1)

シートの調節

前席シート

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-36

3

正しい運転姿勢

正しい運転姿勢がとれるように、次のこ
とに注意してシートを調節してくださ
い。

背もたれと腰の間にすきまのないよう
にシートに深くすわります。

ペダル類を踏み込んだときに、ひざが
伸びきらないで余裕があるようにシー
トを前後に調節します。

背中を背もたれに軽くつけ、ハンドル
を握ったときにひじが軽く曲がる程度
に背もたれの角度を調節します。

81Ph30190

前後位置の調節

調節するときは、背もたれ裏側のパーソ
ナルテーブル(タイプ別装備)の上に、
ものなどがないか確認してください。

スライドレバーを引き上げたまま、
シートを前後に動かします。

81P30320

背もたれと背中の間にクッションなど
を入れないでください。正しい運転姿
勢がとれないばかりか、シートベルト
やヘッドレストの効果が十分に発揮さ
れないおそれがあります。

ひじが軽く曲が

りハンドル操作

が楽に行なえる

背中を背もたれ
に軽くつける

ひざが伸びきらず
ペダル類を踏むときに

余裕がある

シートに深

くすわる

助手席を調節するときは、パーソナ
ルテーブルに飲み物がないか確認し
てください。熱い飲み物がこぼれる
と、やけどのおそれがあります。ま
た、飲み物がフロア下の配線や電気
部品などにかかると、火災や故障の
原因となるおそれがあります。

シートの下にものを置かないでくだ
さい。(助手席のシートアンダーボッ
クス内を除く)
ものがはさまって、次のようなこと
が起きるおそれがあります。
・シートが固定されない
・マイルドハイブリッド装備車の助

手席下(シートアンダーボックス
下)にあるリチウムイオンバッテ
リーを損傷する

→ 2-3ページ(バッテリーについて)
→ 5-17ページ

(シートアンダーボックス)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-37

3

背もたれの角度調節

調節するときは、背もたれ裏側のパーソ
ナルテーブル(タイプ別装備)の上に、
ものなどがないか確認してください。

後方へ倒すときは、リクライニングレ
バーを引き上げたまま、背中で軽く押
します。

前方へ起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。

81P30330

高さの調節(運転席のみ)

運転席シート右横のレバーを繰り返し操
作します。

レバーを引き上げると、シート全体が
高くなるとともに前方へ動きます。

レバーを押し下げると、シート全体が
低くなるとともに後方へ動きます。

81P30340

助手席を調節するときは、パーソナ
ルテーブルに飲み物がないか確認し
てください。熱い飲み物がこぼれる
と、やけどのおそれがあります。ま
た、飲み物がフロア下の配線や電気
部品などにかかると、火災や故障の
原因となるおそれがあります。

背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。シートベルトや SRS エア
バッグシステムが本来の効果を発揮
できません。

背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方へ倒れることがありま
す。手などを添えて操作してください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-38

3

ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け

■ 高さの調節

走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
の位置になるように調節し、しっかりと
固定します。背が高い人は、固定できる
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。

高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。

低くするときは、ロックボタン(1)を
押したままヘッドレストを押し下げま
す。

■ 取り外しかた

ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。

■ 取り付けかた

ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。

81P30350

シートヒータースイッチ

シート内にあるヒーターで座面をあたた
めることができます。

エンジンスイッチが

のときにス

イッチを押すと、ヒーターが作動して、
スイッチ内の表示灯が点灯します。も
う一度押すと、ヒーターが止まります。

シートがお好みの温度になったら、
ヒーターを止めてください。

81P30361

ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。

(1) ロックボタン

(1)

ヘッドレストは、しっかりと固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッド
レストが本来の効果を発揮できませ
ん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができま
せん。

(1) 運転席シートヒータースイッチ
(2) 助手席シートヒータースイッチ
(3) 作動表示灯

タイプ別装備

ON

(3)

(2)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-39

3

アームレストがスイッチ操作や表示灯
の点灯確認のさまたげになる場合があ
ります。必要に応じて、アームレスト
を収納してください。
→ 5-16ページ(アームレスト)

スイッチに水や飲み物などをこぼさな
いように気をつけてください。
→ 2-31ページ

(飲み物などをこぼしたときは)

前後位置の調節

■ 座席下のスライドレバーによ

る調節

座席下にあるスライドレバー(1)を引
き上げたまま、シートを前後に動かしま
す。

ラゲッジフロアボード(2)も連動し
て前後に動きますので、ボードの上に
荷物がある場合はいったん降ろしてか
らシートを動かしてください。

81P30390

長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因になり
ます。

毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでください。
過熱の原因となります。

シートの上に重い荷物を置いたり、針
や釘などをシートに刺したりしない
でください。

シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)

シートの上に水やジュースなどをこ
ぼしたときは、すみやかにやわらか
い布などでふき取り、十分に乾かし
てからご使用ください。

鉛バッテリー保護のため、エンジン
がかかっているときに使用してくだ
さい。

ヒーターは自動停止しません。スイッ
チを切らないと、作動し続けます。

シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。

シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。

後席シート

Aタイプ

(1)

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-40

3

81P30400

■ 背もたれ上面のスライドレバー

による調節

荷室側からもシートの前後位置を調節で
きます。
背もたれ上面にあるスライドレバー(1)
を引き上げたまま、シートを前後に動か
します。

ラゲッジフロアボード(2)も連動し
て前後に動きますので、ボードの上に
荷物がある場合はいったん降ろしてか
らシートを動かしてください。
また、荷室側から調節する場合は、ボー
ドの上に乗らないでください。

81P30410

背もたれの角度調節

片方の手を背もたれに添え、もう一
方の手で背もたれ上面にあるリクラ
イニングレバー(1)をいっぱいに
引き上げます。

シートから降りて操作してくださ
い。シートにすわったままリクラ
イニングレバーを引き上げると、
背もたれが急に最大角度まで倒れ
込むことがあります。

リクライニングレバーはいっぱい
に引き上げてください。ロックが
解除されないうちに背もたれを倒
そうとすると、レバーの動きが重
くなります。

Bタイプ

(2)

(1)

タイプ別装備

(2)

(1)

シートの下にものを置かないでくださ
い。ものがはさまって、シートが固定
されないおそれがあります。

シートを動かすときは、ラゲッジフロ
アボードに指や手をはさまないように
ご注意ください。また、荷物が倒れた
り、はさまれたりすることがあります
のでご注意ください。

1

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-41

3

リクライニングレバー(1)を引き
上げたまま、背もたれを好みの角度
の少し手前まで倒します。

81P30420

上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。

リクライニングレバーから手を離
し、固定される位置まで背もたれを
倒します。

ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け

■ 使用時の位置

使用するときは、ヘッドレストを手で持
ち上げ、しっかりと固定します。

54M2011

■ 収納時の位置

収納するときは、ロックボタン(1)を押
したままヘッドレストを一番下まで押し
下げます。

54M2012

背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトが本来の効果を発
揮できません。

2

(1)

3

使用時

収納時

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-42

3

■ 取り外しかた

ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。

■ 取り付けかた

ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込みま
す。

荷室を広げるとき(後席シート)

背もたれを前方へ倒すと、荷室が広く使
えます。

■ 格納のしかた

ヘッドレストを一番低い位置へ調節
します。

後席中央のシートベルトは、荷室天
井にあるホルダーへ収納します。
→ 3-51ページ(収納のしかた)

後席左右のシートベルト(1)およ
びタングプレート(2)を図のよう
にベルトガイド(3)にかけます。

取り外したヘッドレストは、客室内に
放置しないでください。急ブレーキを
かけたときなどに乗員やものなどに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッ
ドレストが本来の効果を発揮できま
せん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。

お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置 に 調 節 す る か 取 り 外 し て く だ さ
い。
ヘッドレストが当たった状態ではお
子さま用シートが確実に固定されな
いため、衝突のときなどにお子さま
が重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。

倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。

シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。

シートの便利な使いかた

1

2

3

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-43

3

81P30430

上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。

パーソナルテーブル装備車の場合、
テーブルを収納します。
→ 5-21ページ

(パーソナルテーブル)

片方の手を背もたれに添え、もう一
方の手で背もたれ上面にあるリクラ
イニングレバーをいっぱいに引き上
げます。

リクライニングレバーはいっぱい
に引き上げてください。ロックが
解除されないうちに背もたれを倒
そうとすると、レバーの動きが重
くなります。

リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを前方へ倒します。

背もたれを倒すときに、後席の
ヘッドレストが前席に当たる場合
は、前席を前方へ動かしてくださ
い。

81P30440

■ もとにもどすときは

リクライニングレバーを車の前方向
へいっぱいに倒し、そのまま背もた
れを少し起こします。

81P30450

リクライニングレバーから手を離
し、固定される位置まで背もたれを
起こします。

背もたれを前後にゆすって、確実
に固定されているか確認してくだ
さい。

(3)

(1)

(2)

4

5

6

1

2

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-44

3

長い荷物を積むとき

後席シートの格納のあとに、助手席の背
もたれを前方へ倒すとより長い荷物が積
めます。
→ 3-42ページ

(荷室を広げるとき(後席シート))

■ 背もたれの前方への倒しかた

ヘッドレストを外します。
→ 3-38ページ(ヘッドレストの高

さ調節と取り外し・取り付け)

クッション(1)の後部についてい
るバンド(2)を引き上げて固定を
外し、クッションを車の前方向へ起
こします。

バンドが引き上げにくいときは、
背もたれを後方へ倒します。

81P30370

リクライニングレバー(3)を引き
上げ、背もたれを前方へいっぱいま
で倒します。

81P30380

■ もとにもどすときは

「背もたれの前方への倒しかた」と逆の
手順で行ないます。

前方へ倒した背もたれの上に、人を
乗せないでください。ブレーキや加
速、衝突のときなどに投げ出されて
けがのおそれがあります。また、シー
トが破損する原因となります。

背もたれを前方へ倒したときは、荷
物を確実に固定してください。ブレー
キや加速、衝突のときなどに、荷物が
飛び出して身体に当たるおそれがあ
ります。

1

2

起こしたクッションに、力を加えない
でください。クッション取り付け部が
損傷するおそれがあります。

(1)

(2)

3

(3)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-45

3

フルフラットシート

前席と後席の背もたれを後方へ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。

■ フルフラットにするときは

前席にある次の装備を収納します。

アームレスト
→ 5-16ページ

パーソナルテーブル

(タイプ別装備)

→ 5-21ページ

後席を調節します。

後方へいっぱいまでスライドさせ
ます。

背もたれを後方へいっぱいまで倒
します。(フラットにはなりませ
ん。)

前席のヘッドレスト(1)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。

81P30510

上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。

フルフラットにしたシートに、人や荷
物を乗せて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに投
げ出されたり、荷物が身体に当たった
りして重大な傷害を受けるおそれがあ
ります。

フルフラットにしたシートの上を歩
きまわらないでください。シートか
ら足を踏み外すと、けがのおそれが
あります。

SRS サイドエアバッグ装備車では、
前席の背もたれの上でとびはねるな
どして、SRS サイドエアバッグ収納
部に無理な力を加えないでください。

シートをもとにもどしたときは、クッ
ションや背もたれをゆすって、しっ
かりと固定されているか確認してく
ださい。シート自体の固定が不確実
な場合、走行中に突然シートが動い
たり、背もたれが前に倒れたりして、
思わぬけがをするおそれがあります。

シートに強い衝撃をあたえないでくだ
さい。シートが損傷することがありま
す。

1

2

3

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-46

3

前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。

81P30520

後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。

81P30530

■ もとにもどすとき

フルフラットにするときは」と逆の手
順で操作します。

正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトを着用するときは、次のこ
とに注意してください。

シートを正しい位置に調節し、上体を
起こして奥深くすわります。

ベルトがねじれないように着用します。

腰ベルトは、腰のできるだけ低い位置
にかけます。

肩ベルトは、首と肩先の中央にかけま
す。

ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
→ 3-36ページ(正しい運転姿勢)

70K216

4

5

シートベルト

シートベルトについて

ʁ˂ʒɥᝩኮȪǾ˨Ͷɥ
ᠭȦȪȹܝ຅ȢȬɢɞ

ᑈɁ˹܄ȾȞȤǾ
ȲɞɒǾɀȫɟɥ՘ɞ

ᒂɁȺȠɞȳȤͲȗͱᏚȾȞȤǾ
Ȳɞɒɥ՘ɞ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-47

3

お子さまもシートベルトを着用

→ 2-6ページ

(お子さまを乗せるときは)

80J028

妊娠中や疾患のある方は

80J075

走行前にシートベルトを正しく着用
してください。走行中に着用したり
調節したりすると、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。

背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。また、洗たくばさみやクリッ
プなどでベルトをたるませないでく
ださい。シートベルトが本来の効果
を発揮できません。

助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。

お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合は、ハサミでベルトを
切断してください。

妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。

妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中央
から腹部を避けて胸部にかかるよう
に着用してください。

ᒆ᥂ɥᤧȤȹ
ᑢ᥂ȾȞȤɞ

ᒆ᥂ɥᤧȤȹ
ᒂ᥂ɁͲȗͱ
ᏚȾȞȤɞ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

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