Suzuki Alto (2016 year). Manual japanese - part 4

2

必読! 安全なドライブのために

2-17

滑りやすい路面ではゆっくり
走る

80J039

水たまりを高速で通り抜けない

72J20350

水たまりを走行したあとや洗
車後はブレーキの効きを確認

72J20360

周囲の安全を確かめてから低速でブ
レーキペダルを数回踏み、ブレーキ
の効きを確かめてください。

ブレーキの効きが悪いときは、効き
が 回 復 す る ま で 低 速 で 繰 り 返 し ブ
レーキペダルを軽く踏み、ブレーキ
装置のしめりを乾かしてください。

濡れた路面や凍結路、積雪路などで
は、急発進、急加速、急ブレーキ、急
ハンドル、急激なエンジンブレーキ
など「急」のつく運転はしないでく
ださい。スリップ事故につながるお
それがあります。

ॲᄉ᣹ǽǽ
ॲӏᣱǽǽ
ॲʠʶ˂ɷ
ॲʙʽʓʵ

ॲ༜Ƚɲʽʂʽʠʶ˂ɷ

水たまりや濡れた路面を高速で走行
すると、タイヤと路面の間に水の膜
ができ、タイヤが浮いた状態になる
ことがあります。これをハイドロプ
レーニング現象といい、ハンドルや
ブレーキがまったく効かなくなって
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。

000.book 17 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-18

冠水した場所は走行しない

80J042

万 一、冠 水 し た 場 所 を 走 行 し た と き
は、ブレーキの効きを確かめながら安
全な場所に停車し、スズキ販売店また
はスズキ代理店にご連絡ください。ま
た、次の項目などについて点検を受け
てください。

ブレーキの効き具合

エンジン、トランスミッション、デ
ファレンシャルなどのオイル量およ
び質の変化(オイルが白濁している
場合は、水が混入していますのでオ
イル交換が必要です)

ベアリング、ジョイント部などの潤
滑不良

スタック(立ち往生)したときは

ぬかるみや砂地などで、駆動輪が空
転 し て 脱 出 で き な く な る こ と を ス
タックといいます。

前進と後退を繰り返すときは、駆動
装置などが損傷するおそれがあるた
め、次のことに注意してください。

は、セレクト

レバーを確実に入れてからアクセ
ルを軽く踏んでください。

は、セレクト

レバーを

、または

確 実 に 入 れ、メ ー タ ー 内 の 表 示
(セレクトレバー位置表示または
ギヤポジション表示)が1または
R になっていることを確認してか
らアクセルを軽く踏んでください。

・数回行なっても脱出できないとき

は、操作を中止してください。

タイヤの下に石や木を入れると脱出
しやすくなります。

ESP

®

装備車では、トラクションコン

トロールが脱出に適さないときがあ
ります。そのようなときは、ESP

®

OFF スイッチを操作してトラクショ
ンコントロールを作動停止の状態に
してください。

→ 4-48ページ

(ESP

®

装備車の取扱い)

冠水した場所や、深い水たまりを走
行しないでください。エンスト、電
装品のショート、エンジン破損など
の原因になります。

脱出しようとする前に、周囲の安全
を十分に確認してください。勢いよ
く発進して事故を起こすおそれがあ
ります。

オートマチック車

オートギヤシフト車

D

M

R

000.book 18 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-19

80J043

パーキングブレーキをしっか
りとかけて

■ 平らな場所に駐車するときは

ブ レ ー キ ペ ダ ル を 踏 ん だ ま ま、
パーキングブレーキをしっかりと
かけます。
→ 4-16ページ

(パーキングブレーキの操作)

80J1037

は、セレクトレバーを

に入れ

ます。
→ 4-19ページ

(セレクトレバーの操作)

→ 4-29ページ

(セレクトレバーの操作)

は、チェンジレバー

を R(リバース)または1速に入
れます。
→ 4-17ページ

(チェンジレバーの操作)

ブレーキペダルからゆっくりと
足を離し、車が動き出さないこ
とを確認してください。

タイヤを高速で空転させないでくだ
さい。タイヤが異常に過熱して破損
したり、駆動装置が損傷したりする
おそれがあります。

(1) パーキングブレーキレバー

駐車するときは

1

(1)

平らな場所に少しの間駐車するとき
でも、安全のため、セレクトレバー

に入れるか、チェンジレバー

をRまたは1速に入れてください。

寒冷時にパーキングブレーキをかけ
ると、凍結して解除できなくなるお
それがあります。坂道を避け、平ら
な場所に駐車してください。
→ 6-17ページ

(パーキングブレーキ)

2

オートマチック車 オートギヤシフト車

P

マニュアル車

000.book 19 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-20

■ 坂道に駐車するときは

は、平らな場所で駐車するとき

と同じ操作です

は、下り坂ではチェン

ジレバーをR(リバース)、上り坂で
は1速に入れてください。

市販品の輪止めや石などでタイヤ
を固定し、車が動き出さないよう
にしてください。

エンジン作動中、冷却ファン
(ラジエーターファン)が突

然、回転することがあります

エンジンルーム内の冷却ファン(ラジ
エーターファン)は、エンジン冷却水
の温度条件により、自動で停止したり
回転したりします。

エンジン停止後に冷却ファン
(ラジエーターファン)が回
転することがあります

エンジン冷却水温が高い場合、エンジ
ンを停止させたあとでもエンジンルー
ム内の冷却ファン(ラジエーターファ
ン)が回転し続けますが、異常ではあり
ません。冷却水の温度が下がると、自動
的に冷却ファンが停止します。

車を移動するときはエンジン
をかけて

急な坂道には駐車しないでくださ
い。無人で車が動き出すなど、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。

エンジン作動中は、冷却ファン(ラ
ジエーターファン)が停止していて
も、自動で回転しはじめることがあ
るため、冷却ファンに近づかないで
ください。手や髪、衣類などが巻き
込まれると、けがのおそれがありま
す。

1

2

マニュアル車

3

回転中の冷却ファン(ラジエーター
ファン)に近づかないでください。手
や髪、衣類などが巻き込まれると、け
がのおそれがあります。

坂道を利用して惰性で車を移動しな
いでください。ハンドルをまわすと
きやブレーキペダルを踏むときに強
い力が必要となって、思わぬ事故を
起こすおそれがあります。

000.book 20 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-21

エンジンをかけたまま仮眠し
ない

72J20400

燃えやすいものの近くに駐車
しない

80J046

車から離れるときはエンジン
を止めてドアを施錠

70K20010

少しの間でも車から離れるときは、現
金や貴重品を車内に放置しないでくだ
さい。盗難のおそれがあります。

周囲の状況や風向きで排気ガスが車
内に侵入し、一酸化炭素中毒のおそ
れがあります。

無意識にセレクトレバーやチェンジ
レバーを動かしたり、アクセルペダ
ルを踏み込んだりして、思わぬ事故
を起こすおそれがあります。

無意識にアクセルペダルを踏み続け
ると、エンジンや排気管が過熱して
火災のおそれがあります。

枯れ草、紙くず、ベニヤ板などの可燃
物の近くに車を止めないでください。
排気管や排気ガスが高温になるため、
火災のおそれがあります。

エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。火災や盗難など思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。

000.book 21 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-22

車内にパソコンや携帯電話な
どを放置しない

盗難にあったり、水分や湿気または温
度変化などにより故障したりするおそ
れがあります。

ライターやメガネなどを放置
しない

80J1004

→ 5-52ページ(燃料給油口)

火気に気をつけて

80J020

炎天下で駐車するときは、車内にラ
イターやスプレー缶、プラスチック
製品(メガネやカード、CD ケース
など)や炭酸飲料缶を放置しないで
ください。車内が高温になるため、
ライターやスプレー缶の自然発火や
爆発による火災、メガネやカード、
CD ケースなどの変形やひび割れ、
炭酸飲料缶の破裂を起こすおそれが
あります。

操作部が露出しているライターやス
プレー缶をグローブボックスや小物
入れなどに入れたり、床やシートの
すきまに落としたままにしたりしな
いでください。荷物を押し込んだと
きやシートを動かしたときに、ガス
が噴出して火災につながるおそれが
あります。

必ず次のことをお守りください。

エンジンを止めてください。

給油中はドアや窓を閉めてください。

ガソリンは引火性が高いため、タ
バコなどの火気は厳禁です。

給油するときは

000.book 22 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-23

セルフスタンドで給油すると
きは

セルフスタンドで給油するときは必
ず次のことをお守りください。

フ ュ ー エ ル キ ャ ッ プ を 開 け る 前
に、車体または給油機の金属部分
に手を触れて、身体の静電気(※)
を除去してください。身体に静電
気を帯びていると、放電による火
花で燃料に引火し、やけどのおそ
れがあります。
また、給油中は車内にもどらない
でください。再び帯電するおそれ
があります。

給油口には、静電気除去を行なっ
た方以外の人を近づけないでくだ
さい。

※ 空気が乾燥すると、身体に多く

の静電気が帯電します。また、
かさね着をすると、繊維の摩擦
により静電気が発生します。と
くに乾燥する季節は注意してく
ださい。

フューエルキャップはゆっくりと
ゆるめ、空気が抜ける音が止まっ
たらキャップを開けます。急に開
けると燃料タンク内の圧力が急激
に抜け、燃料が吹き出すおそれが
あります。

給油口に給油ノズルを止まるとこ
ろ ま で 確 実 に 差 し 込 ん で く だ さ
い。ノズルを確実に差し込まない
と、燃料が吹きこぼれるおそれが
あります。

給油ノズルのレバーを止まるとこ
ろまで確実に引いてください。

給油ノズルの自動停止(オートス
トップ)機能が作動したら、給油を
終了してください。自動停止後に継
ぎ足し給油をすると、燃料があふれ
出るおそれがあります。

80J1005

※給油機によっては、早期に自動停

止機能が作動して給油できない
場合があります。スタンド従業員
の指示にしたがってください。

燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。

給油後は、給油ノズルを確実にもと
の位置にもどし、フューエルキャッ
プをカチッという音が2回以上する
まで閉めてください。キャップが確
実に閉まっていないと、燃料が漏れ
たり、火災が発生したりするおそれ
があります。

燃料は人体に有害な物質を含んでい
ます。気化した燃料を吸い込まない
でください。

そのほか、スタンドに掲示されてい
る注意事項をお守りください。

ፕȡᠴȪ
ፈบᇣඨ

000.book 23 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-24

無鉛ガソリン以外は使用しない

オートマチック車には特有の操作上の
注意があります。4-19ページの「オー
トマチック車

」もあわせてお読みいた

だき、正しい取扱いをしてください。

※本書で「オートマチック車」と記載さ

れている場合、「CVT車」を示してい
ます。

クリープ現象に注意して

エンジンをかけて停車しているとき、
セレクトレバーが

以外に入って

いると、アクセルペダルを踏まなくて
も 車 が ゆ っ く り 動 き ま す。こ れ を ク
リープ現象といいます。

(リバース)ポジション

警告ブザー

セレクトレバーを

に入れると室内

で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー

に入っていることを運転者に知

らせます。

ペダルの踏み間違いに注意

ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。

有鉛ガソリンや粗悪ガソリン、その
ほかの燃料(アルコール系、軽油な
ど)を使用すると、エンジンや燃料
配管系などに悪影響をおよぼします。

セレクトレバーを

以外に入

れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。

エンジン始動直後やエアコン作動時
など、クリープ現象が強くなること
があります。とくにしっかりブレー
キペダルを踏んでください。

オートマチック車を

運転するときは

P N

P N

CVT車もクリープ現象があります。

(リバース)ポジション警告ブ

ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。

アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。

R

R

R

R

000.book 24 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-25

ブレーキペダルは右足で踏む

64L20140

左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。

セレクトレバーを操作すると
きは

前進と後退を繰り返すときなどは、
セレクトレバーを

に入れたこと

を忘れることがあります。車を後退
させたあとは、すぐに

から

に入れる習慣をつけてください。

切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、完全に停車してからセレ
クトレバーを操作してください。

セレクトレバーの位置は目で
確認

始動時や降車時は

、前進時は

後退時は

に入っていることを目で

確認してください。

車から離れるときは

74P20010

(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル

アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。

(1)

(2)

R

R

N

エンジンをかけたまま車から離れな
い で く だ さ い。万 一、セ レ ク ト レ
バーが

以外に入っていると、車

がひとりでに動き出すおそれがあり
ま す。ま た、車 に 乗 り 込 む と き に
誤ってセレクトレバーを動かしたり
アクセルペダルを踏み込んだりし
て、思わぬ急発進のおそれがありま
す。

P

D

R

P

000.book 25 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-26

オートギヤシフト車には特有の操作上
の注意があります。4-29ページの「オー
トギヤシフト車

」もあわせてお読みい

ただき、正しい取扱いをしてください。

クリープ機能に注意して

エ ン ジ ン を か け て 停 車 し て い る と
き、セレクトレバーが

以外に

入っていて、ブレーキペダルを離す
と同時に、アクセルペダルを踏まな
くても車がゆっくり動きます。これ
をクリープ機能といいます。

次のようなとき、クリープ機能は働
きません。
・運転席ドアが開いている
・ブレーキペダルを踏んでいる
・パーキングブレーキをかけている
・2速以上に変速している

(リバース)ポジション

警告ブザー

セレクトレバーを

に入れると室内

で警告ブザーが鳴り、セレクトレバー

に入っていることを運転者に知

らせます。

ペダルの踏み間違いに注意

ペダルの踏み間違いを防ぐため、エン
ジンをかける前にアクセルペダルとブ
レーキペダルを実際に足で踏んで、位
置を確認してください。

セレクトレバーを

以外に入

れているときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んでください。

エンジン始動直後やエアコン作動時
は、クリープ機能が強くなることが
あります。とくにしっかりブレーキ
ペダルを踏んでください。

トランスミッション警告灯が点灯し
たり、点滅したりしているときはク
リープ機能が働かない場合がありま
す。
→ 3-78ページ

(トランスミッション警告灯)

オートギヤシフト車を

運転するときは

P N

P N

(リバース)ポジション警告ブ

ザーは、車外の人に車の後退を知ら
せるためのものではありません。

アクセルペダルとブレーキペダルを
踏み間違えると、思わぬ事故につな
がります。

アクセルペダルとブレーキペダルの
両方を同時に踏まないでください。
クラッチが損傷したり、発熱したり
する原因になります。

R

R

R

R

000.book 26 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-27

ブレーキペダルは右足で踏む

64L20140

左足では適切なブレーキ操作ができま
せん。ブレーキペダルは右足で踏む習
慣をつけてください。

セレクトレバーを操作すると
きは

前進と後退を繰り返すときなどは、セ
レクトレバーを

または

に入れたことを忘れることがありま
す。車を前進させたあとは、すぐに

または

から

に入れ、後退

させたあとはすぐに

から

入れ、メーター内のセレクトレバー
位置表示が N になっていることを確
認する習慣をつけてください。

切り返しなどで前進と後退を繰り返
すときは、ブレーキペダルを踏んで
完 全 に 停 車 し て か ら、セ レ ク ト レ
バ ー を 操 作 し、メ ー タ ー 内 の 表 示
(セレクトレバー位置表示またはギ
ヤポジション表示)が前進のときは
1、後退のときにはRになっているこ
とを確認してください。

セレクトレバーを操作したときに、
セレクトレバー位置表示が点滅し、
警告ブザーが鳴った場合、セレクト
レ バ ー の 位 置 と メ ー タ ー 内 の 表 示
(セレクトレバー位置表示またはギ
ヤポジション表示)にずれが生じて
います。そのまま少し(2 ~ 3 秒)
待っても切り替わらないときは、ブ
レ ー キ ペ ダ ル を 踏 ん で セ レ ク ト レ
バーの操作をやり直してください。

セレクトレバーの位置とメーター内
の表示が異なる場合、メーター内の
表示が正しいギヤの位置を示してい
ます。

セレクトレバーの位置とメー
ター内の表示を目で確認

始動時や降車時は

、前進時は

または

、後退時は

に入れたと

き、メ ー タ ー 内 の 表 示(セ レ ク ト レ
バー位置表示またはギヤポジション表
示)が P、1 または R になっていること
を確認してください。

(1) ブレーキペダル
(2) アクセルペダル

(1)

(2)

D

M

R

D

M

N

R

N

アクセルペダルを踏んだままでセレ
クトレバーを操作しないでください。
急発進して事故を起こすおそれがあ
ります。

P

D

M

R

000.book 27 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-28

車から離れるときは

74P40160

そのほかのオートギヤシフト
車の記載

前記以外にも、オートギヤシフト車に
は特有の機能・操作方法があります。下
記の参照先もしっかりお読みください。

警告ブザーが鳴ったときは
→ 1-19ページ

(オートギヤシフト車のみ)

警告灯・表示灯
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
→ 3-78ページ

(トランスミッション警告灯)

→ 3-80ページ

(ブレーキシステム警告灯)

→ 3-80ページ(ブレーキリクエス

トインジケーター)

→ 3-81ページ(表示灯)

セレクトレバーの操作
→ 4-29ページ(セレクトレバーの

各位置のはたらき)

→ 4-30ページ

(セレクトレバーの動かしかた)

オートギヤシフト車の特性
→ 4-35ページ

(オートギヤシフト車の特性)

オートギヤシフト車の運転のしかた
→ 4-38ページ(オートギヤシフト

車の運転のしかた)

エンジンをかけたまま車から離れな
いでください。万一、セレクトレバー

以外に入っていると、車がひ

とりでに動き出すおそれがありま
す。また、車に乗り込むときに誤っ
てセレクトレバーを動かしたりアク
セルペダルを踏み込んだりして、思
わぬ急発進のおそれがあります。

P

000.book 28 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-29

SRS エアバッグシステムの効果を発揮
させるために、3-41 ページの「SRS
エアバッグ

」もあわせてお読みいただ

き、正しい取扱いをしてください。

シートベルトは必ず着用

51K0007

着座姿勢

瞬時にふくらむ運転席・助手席 SRS エ
アバッグにより強い衝撃を受けるおそ
れがあるため、運転者および助手席の
同乗者は、シートに奥深くすわり、背も
たれに背中を軽くつけてください。ま
た、シートを前方に出しすぎないよう
にシートの位置を調節してください。

80J014

SRSエアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありませ
ん。シ ー ト ベ ル ト と 併 用 す る こ と
で、その効果を発揮するシートベル
トの補助拘束装置です。したがって
SRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルト
を必ず着用してください。

SRSエアバッグ車を

運転するときは

ハンドルやインパネに、顔や胸など
を近づけたり、足を置いたりしない
でください。SRSエアバッグが作動
したときの強い衝撃で、重大な傷害
を受けるおそれがあります。

000.book 29 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-30

SRS エアバッグシステムを
正常に機能させるために

66K20540

助手席 SRS エアバッグに関
する警告ラベル

助手席サンバイザーの両面には、次の
警告ラベルが貼られています。このラ
ベルは、助手席 SRS エアバッグが作動
したときにお子さま用シートにあたえ
る影響と、お子さま用シートの取り付
けに関する禁止事項を示しています。
この車の助手席にお子さま用シートを
取り付ける場合は、警告ラベルの説明
および参照先の項目をよくお読みにな
り、適切に取り付けてください。

72M00150

ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。

エアバッグ収納部およびその周辺に
は、ステッカーを貼ったり色をぬっ
たりしないでください。また、アク
セサリーや芳香剤、ETC 車載器や
ポータブルカーナビなどを取り付け
たり置いたり、傘などを立てかけた
りしないでください。

フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(スズキ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。

000.book 30 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-31

警告ラベルの説明

ターボ車には特有の注意があります。
次の内容をよく読み、正しい取扱いを
してください。

ターボ車の取扱い

ターボとは、通常のエンジンより大き
な馬力を引き出す精密装置です。ター
ボ装置内のタービン(羽根)が、排気
ガスの圧力で超高速回転することで、
エンジンに多量の圧縮空気を送り込み
ま す。タ ー ビ ン を 含 む タ ー ボ 装 置 は
700 ℃以上の高温になり、その潤滑と
冷却はエンジンオイルによって行なわ
れています。
ターボ装置の故障を防ぐため、次のこ
とをお守りください。

エンジンオイル、オイルフィルター
は定期的に交換してください。
劣化したオイルのまま運転を続ける
と、ターボ装置の潤滑と冷却が適切
に行なわれず、タービン軸受部の固
着や異音の原因となります。
→ 2-36ページ(エンジンオイルを

交換するときは)

シンボルマーク シンボルマークの意味

助手席SRSエアバッグ
装備車の助手席に、後
ろ 向 き の お 子 さ ま 用
シートを取り付けて、
お子さまを乗せること
を禁止

助手席SRSエアバッグ
がふくらむと、後ろ向
きお子さま用シートお
よびお子さまに強い衝
撃が加わることを表示

詳しくは、取扱説明書

(本書)を読むことを指


→ 2-8 ページ(お子

さま用シートの使
用について)

→ 3-49 ページ(お

子さま用シートの
選択について)

助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バ ッ グ が ふ く ら む と、お 子 さ ま 用
シートの背面に強い衝撃が加わり、
生命に関わる重大な傷害を受けるお
それがあります。

ターボ車を運転するときは

000.book 31 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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2

必読! 安全なドライブのために

2-32

高速走行直後や登坂走行直後は、す
ぐにエンジンを停止しないでくださ
い。
次の表にしたがってアイドリング運
転を行ない、高温になったターボ装
置を冷却してからエンジンを停止し
てください。

※アイドリングストップシステム装備

車の場合、エンジンが自動停止する
ときはターボ装置が所定温度内にあ
るため、アイドリング運転は不要で
す。

エンジンが冷えているときに、空ぶ
かしや急加速をしないでください。

ブーストインジケーター装備車の場
合、ターボ装置が作動し、過給圧が
高くなるとブーストインジケーター
が白色から赤色に変化します。
→ 3-87ページ

(ブーストインジケーター)

4WD 車には特有の操作上の注意があり
ます。正しい取扱いをしてください。

路面の状況に注意して走行する

80J042

エンジン停止直前の

走行状況

アイドリング

運転時間の目安

高速走行、登坂走行

約1分(※)

市街地、郊外などの
一般走行

不要

前記にしたがって適切に取り扱わな
いと、ターボ装置の故障や破損の原
因となります。

4WD 車は、雪道、急坂路、砂地、
ぬかるみなどのタイヤがスリップし
やすい路面で優れた走行性能を発揮
しますが、万能ではありません。ま
た、オフロード(不整地)、ラリー
専用車ではありません。次のことを
お守りください。

砂地やぬかるみなど、タイヤが空
転しやすいところでは連続走行し
ないでください。

ブレーキ性能は2WD車と比べてほ
とんど差がありません。滑りやすい
路面での走行には十分車間距離を
とってください。アクセル、ハンド
ル、ブレーキの操作も、2WD車と
同様に慎重に行なってください。

渡河走行や冠水した道路を走行し
ないでください。

4WD車を運転するときは

000.book 32 ページ 2015年11月2日 月曜日 午前10時20分

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